家族とドライブ中、大型トラックがガソリンスタンドに入るところを見た妻が言いました。
妻「トラック軽油のところに入っていったよ?」
私「ハハハ、トラックは軽油じゃないでしょ!」
はい、もう馬鹿がバレましたね(笑)
夫婦2人して運転免許を持っているにもかかわらず、「軽油」がなんなのか分かっていなかったのです。私なんか軽自動車に乗ってるのに、軽油は軽自動車に入れるものだと思っていました。
軽油ってなんなのか今さら調べてみました。
もともとは全て原油
原油は99%以上輸入に依存しており、輸入元はサウジアラビアが最も多いです。
原油は製油所に運ばれます。
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その後加熱炉で加熱され、軽油やガソリンを蒸留抽出します。
(蒸留抽出とは、混合物を分離させるために、液体を加熱して蒸発させ気体を抽出し、再度冷やして液体を取り出すやり方のことです。)
加熱炉で加熱された原油は、気体の状態で「常圧蒸留装置」というところで管理されます。
温度の低い気体から上に溜まって行きます。
蒸発する温度によって、用途が変わります。
もともとは全て原油なんですね!取り出し方も全然知らなかったのでビックリです!😵
軽油とレギュラーガソリンの違い
レギュラーガソリンは常温で燃焼できるのに対し、軽油は高温で燃焼するという特性を持ち、軽油の方が燃費が良く、パワフルという特性があるそうです。
なのでトラックやバスなどのディーゼル車は、パワフルな軽油を利用しています。
じゃあハイオクってなに
ハイオクはオクタン価が高いガソリンのことです。
意味がわかりませんね?
簡単に説明します。
ハイオクもレギュラーガソリンと同じく元々は原油で、抽出する温度も同じところを使用しています。
ハイオクとレギュラーガソリンの違いはオクタン価というものが違うそうです。
車はガソリンを燃焼させて走りますが、ガソリンは常温で燃焼しますので、自然発火しやすいという特性があります。異常燃焼してしまうことを、ノッキング現象と言います。
このノッキング現象の起こしにくさを、オクタン価と言います。
オクタン価が高い(ハイオク)というのは、異常燃焼しにくいという意味になりますね。
ガソリンに多くの添加物を加えて高オクタン価を実現したガソリンがハイオクガソリンです。
オクタン価が96以上のガソリンがハイオク
オクタン価が89以上のガソリンがレギュラー
となります。
異常燃焼が起きにくく、ハイスピードで力強い走行ができるため、スポーツカーや高排気量の車に適しているそうです。
以上です。
掘り下げてみたら、結構難しい話になってしまいました。でも勉強になりました。