妊娠5ヶ月です。
先日、妊婦検診に行ってきました。(妻が)
今回はスクリーニング検査というものがあり、赤ちゃんに異常がないかを詳しく調べる日です。
妻からLINEがありました。
「赤ちゃん異常が見つかって、三尖弁逆流だって」
(え、異常?)
私「なにそれ」
妻「心臓の血液が少しだけ逆流してるらしい」
私「うん」
妻「でも、ほとんどの場合自然に治るらしい」
(びっくりした〜!!)
大丈夫ということを先に言ってくれ!笑
心臓に悪いです。
ですがひとまず安心、赤ちゃん元気そうでよかった。
赤ちゃんの顔面ドアップのエコー写真
なんか笑ってるような気もします。
まだ性別わからないんですよねー。
これは足のドアップ
でも経過観察ですので、これを機に三尖弁逆流というものがどんなものなのか調べてみました。
三尖弁逆流ってなあに?
心臓には、血液の逆流を防ぐための弁があります。
右心房への逆流を防ぐための弁を三尖弁と言い、ここを血液が逆流してしまうことが、今赤ちゃんの身体に起きている三尖弁逆流(さんせんべんぎゃくりゅう)と言うものです。
三尖弁閉鎖不全症とも言います。
正直、全然意味がわからなかったので、心臓の働きをおさらいしてみました。
心臓のはたらきをおさらい
- 心臓には4つの部屋がある
- 戻ってきた血液を受け取るのが心房(しんぼう)、心臓から身体へ血液を送るのが心室(しんしつ)
- 心臓の右側は肺へ、左側は全身へ血液を送る
心臓には4つの部屋がある、ということは学校で習いましたね。
右心房、右心室、左心房、左心室です。
心臓弁膜症│東京心臓血管・内科クリニック│人形町・水天宮前
そして、それぞれの部屋は一方通行になっていて、逆走しないようにしなければなりません。
その役割を持つのが、弁膜(べんまく)です。
4つ部屋がありますので、弁膜も4つあります。
三尖弁、肺動脈弁、大動脈弁、僧帽弁です。
はい、もう難しくなってきましたよ。
なんか中学時代のテスト勉強を思い出してきました…笑
血液は身体をこのように一方通行で流れております。
一方通行の血液の流れを簡単に書きますと。
右心室→肺動脈弁→(肺)→左心房→僧帽弁→左心室→大動脈弁→(全身)→右心房→三尖弁→右心室
このループを毎日何回も繰り返しているわけですね。
今赤ちゃんに起きていることは、たまに
右心房←三尖弁←右心室
こうなっちゃう症状、ということですね。
よくわかりました。
三尖弁逆流になるとどうなるの?
三尖弁が閉じにくくなり、右心房から右心室に送られた血液の一部が右心房へ逆流します。その結果、右心房の拡大、右心房の内部の血圧が上昇します。ほとんどの場合、症状はありません。重症な場合は、下肢のむくみ、頸静脈の張り、腹部不快感や全身倦怠感、心房細動などが起こります。
上で説明したとおり、心臓には4つの弁がありますので、弁膜症にもそれぞれの弁や、症状の違いで様々な種類があります。
上で引用したのは、三尖弁閉鎖不全症の症状です。閉鎖不全というのはイコール逆流を意味します。
ほとんどの場合は、症状がないとのことでよかったです。
生まれるまでにすっかり良くなってくれることを願います。