もう11月ですが、働きバチはせっせと働いていました。
働きバチについては前に記事にしたので、
machinoikimono.hatenablog.com
今回はこの花にフォーカスしてみましょう。
ノジギクのように見えます。
漢字では「野路菊」と書きます。
野路菊は本州では近畿以西に分布しており、関東には自生しないそうです。
(てことは野路菊じゃないのかな?埼玉なので)
でも、公園なので野路菊が植えてあるのかもしれません。
野路菊は、兵庫県の県花に指定されています。
似たような種に、リュウノウギクという種があります。
ノジギクとの違いは葉の形です。
違い、ビミョーすぎませんか?笑
虫とか植物とか、図鑑を引きながら種類判別していますが、違いがビミョー過ぎてわかりません。
偉い人が「自分が見つけた種だ!」と主張して名付け親になりたいがためにこんなに種類が溢れかえっているのではないかと疑いたくなります!
野路菊の(名付け)親の顔が見てみたい!!
日本の植物学の父 牧野 富太郎
はい、親の顔見てみました。
牧野富太郎 - Wikipedia
日本の植物学の父と言われている 牧野 富太郎さんが、野路菊の名付け親でした。
この方が命名した植物は1,500種超!
「雑草という名の植物は無い」と言う名言を残しており、人生を植物研究に捧げたお方でした。
(江戸時代に生まれて94歳まで生きたのもすごい…)
1,500種も命名している偉大な方が、新種植物のでっち上げなどするはずがありません。(そもそもそんなことする人はいませんし、新種と認められません)
先ほどの私の「権威者の私利私欲による植物の命名」発言は、訂正して心よりお詫び申し上げます。🙇♂️
スエコザサ(寿衛子笹)
でもこの方、亡くなった奥さんの名前を、自分が見つけた植物に命名しているんです。
私情で命名した植物はこの1種だけと言われております。
スエコザサ
奥さんの冥福を祈って名付けたとか。
なんだか素敵なドラマが隠れているような気がします。
というわけで、野菊にも種類がたくさんあって、見分けようとすると難しいです。
インターネットが便利になった今、調べればなんでもわかる気になっていますが、身近なところに調べてもわからないことがたくさん溢れていますねぇ🤔
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