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還暦のお祝いで赤いちゃんちゃんこを着るのはなぜ?

先日、父の還暦のお祝いをしました。
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ピザを食べてケーキを食べて、20年ぶりくらいに演奏する両親のギターを聴いて、とてもよい時間を過ごしました。

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ふと、還暦祝いで赤いちゃんちゃんこを着るのはなぜだろう?
という疑問が湧いたので調べてみました。

なぜ還暦祝いは赤いちゃんちゃんこなの?

赤には魔除けの意味があるから

赤には魔除け、厄除けの意味があります。
神社の鳥居⛩も赤ですよね。
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還暦は、赤ちゃんに還る年だから

そして、還暦は、干支が一回りする歳なので、赤ちゃんに還るという意味があります。

ちゃんちゃんこはもともと子供が羽織る袖なし服のことですから、
赤ちゃんに還るという意味でちゃんちゃんこを着るようです。

干支は60年で一回りする

干支が一回りするとはどういうことなのでしょうか?
干支は十二支ですから、12年で一回りじゃないの?

干支(えと)とは、十干(じっかん)十二支(じゅうにし)の組み合わせのことを言います。

十二支は知っていますが、十干はあまり馴染みがないですね。

十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)

十干(じっかん)

十干 読み方
きのえ
きのと
ひのえ
ひのと
つちのえ
つちのと
かのえ
かのと
みずのえ
みずのと

甲乙丙丁(こうおつへいてい)は契約書などで見かける方も多いのではないでしょうか?

契約で使う甲乙も、この十干からきています。

十二支(じゅうにし)

十二支 読み方
うし
とら
たつ
うま
ひつじ
さる
とり
いぬ

こちらはお馴染みの十二支です。

十干(じっかん)も十二支(じゅうにし)も、1年ずつ次の干支に変わります。

2021年の干支は辛丑(かのとうし)です。
来年、2022年は壬寅(みずのえとら)となります。

今日、生まれた子は辛丑(かのとうし)年になるわけですが、次に辛丑(かのとうし)がくるのが60年後の2081年ということになります。

ちなみに、十干(じっかん)は西暦の末尾の数字で、「今なにどし?」がわかります。

十干の覚え方

甲:4、乙:5、丙:6、丁:7、戊:8、己:9、庚:10、辛:1、壬:2、癸:3

「こう」「おつ」「へい」「てい」「ぼ」「き」「こう」「しん」「じん」「き」

音読みすると覚えやすいですね。
(「き」が2回出てくるのでややこしいですが…笑)

2022年は末尾が「2」なので、「壬(みずのえ)」になります。