イエユウレイグモです。
家の中で1番よく見かける蜘蛛かと思います。
アップで撮ると意外とイカつい見た目をしています。
家の中の暗いところを好み、この見た目が幽霊を連想させることからイエユウレイグモと名付けられたようです。
そのままですね。
ザトウムシと見た目が似ているので、ユウレイグモはザトウムシと俗称されることもありますが、別の種類です。
違う種なのに、イエユウレイグモ(ザトウムシ)などと、一緒くたにされることもあります。
失礼しちゃいますね!😤
ザトウムシとは~生態や駆除方法について~ | うやまリゾートのウヤリゾ日記
これがザトウムシです。
まー、似てますけどね(笑)
見た目的に、ザトウムシもクモと変わりないように見えますが、ザトウムシはそもそも蜘蛛ではありません。
蜘蛛の定義って何なのでしょう?
昆虫の定義は小学校で習いましたが、昆虫の定義ももう一度おさらいしてみます。
昆虫の定義ってなあに?
昆虫の定義
- 体が頭・胸・腹の3つに分かれている
- 頭に触覚がある
- 胸から6本のあしが出ている
- 胸から4枚のはねが出ている
※ただし、例外もあります。
蜘蛛の定義ってなあに?
蜘蛛は足が8本ですので、昆虫ではないってことは分かりますね。
では、蜘蛛の定義はなんでしょう?
蜘蛛の定義
- 体は頭胸部・腹部の2つに分かれている
- 8本のあしが出ている
- 腹部から糸を出す
- 8つの目がある
※ただし、例外もあります。
ザトウムシとクモの違い
では、ザトウムシは何が違うのでしょうか?
足が8本であることは同じですが、ザトウムシは頭・胸・腹が分かれておらず、1つになっています。
そして目も左右1対で2つしかありません。
漢字で書くと「座頭虫」と書きます。
当時、ザトウムシには目がないと思われていて、前を探るように歩いている姿から「座頭虫」と名付けられたそうです。
実際、ザトウムシはほぼ視力がないそうです。
「座頭」と言うのは、江戸時代に全盲の人を指した言葉ですね。
蜘蛛は益虫です
見た目で敬遠されがちですが、蜘蛛はハエなどの害虫を食べてくれるので、益虫なのです。
見つけたら殺さずにそっとしておいてあげましょう。