私は将棋が趣味でして、といっても実力はアマ1級で決して強くはないのですが、将来ちー(娘)と将棋を指すのが密かな夢なのです。
3歳には将棋はまだ早いので、5歳くらいになったら将棋盤を買おうかな〜と思っていたのですが、3歳からできる「どうぶつしょうぎ」というものがあることを知りました。
早速ポチり、届きました!
中はこんな感じ、シンプルで駒の数も少なくて、3歳でもできそうです!
荷物が届くなりちーは「ちーの!?ちーの!?」
といって、どうぶつしょうぎを父とやることになりました。記念すべきどうぶつしょうぎデビューです!
駒を箱から出してちーはウキウキ!どんな楽しいことが始まるのかと目を輝かせています。
父「並べるんだって、とっとと同じように並べてね」
ちー「うん!」
ちー「ことりさん(ひよこさん)はーここ!」
父「そこにするの?」(間違ってる)
ちーのひよこさんをさりげなく直してなんとか開始局面へ
父「じゃあ、この赤いポチってところがあるでしょ?そこに1個だけ進めるんだって!」
ちー「ちーは!これ!」(キリンさんをとる)
父「それはー、赤いポチがどこについてるかな?」
ちー「…」
キリンは上下左右に1マス動けます。
父「こことー、こことー、こことー、ここについてるでしょ?だからー、ここに進めるんだって1個、じゃあ1個すすめてみよう」
ちー(1マス進める)
父「そう」
ちー「じゃあちーゾウさん進も」
父「ゾウさん赤いポチどこにある?」
ゾウは斜めにに1マス動けます。
ちー「こことーこことーこことーここ」
父「そうだね、ということはここにひよこさんがいるから進めないなー、前には赤い点がないから進めないんだって」
父「先にひよこさんを動かしてみようか、ひよこさんの赤い点は前にあるからー、前に1個進めるんだって」
父「ここにとっとのひよこさんがいるから、ここに進めると、とっとのひよこさんをちーちゃんがもらえるの。ちーちゃんひよこさんゲット!」
動画を見返しながら本文を書いてますが、父、小難しい説明が多い(笑)
ちー(ひよこさんが居なくなったのでゾウさんを斜めに動かす)
父「あ、次とっとの番だよ」
俺のバカ!😱
ひよこさん居なくなったところにちゃんとぞうさん動かしたのに、順番間違いを指摘してる😱
父「ちーちゃんのひよこさんもらっちゃおうかなー」
ちー「いいよ!」
父(きりんさんでちーのひよこさんをキャッチ)
ちー「じゃあ、とっとのもらっちゃおうかなー」
ちー(持ち駒のひよこさんを父のキリンさんの前の空いているマスに置く)
父「いいねー!」
持ち駒の使い方教えてないのに、ちゃんと持ち駒のひよこさんを、次にキリンさんの取れる位置に置いてる、すごい!動画見返してて泣きそうになってきました😭
ちー(とっとの持ち駒のひよこさんを取る)
父「あ、それとっとの」
ちー「…」
間違いを指摘され続け、ちーがだんだんくねくねしてきました。それに気づかない父
ちー「じゃあちーはどれ動かそうかな、これ動かそうか」(どうぶつしょうぎの箱を動かそうとする)
だんだん集中力がなくなってきたみたいです。
ちー(キリンさんを斜めに動かす)
父「キリンさんは斜めに動けないなー」
ちー「じゃあ、とっとのぞうさんもらっちゃおうかなー」(手でぞうさんを直接取る)
父「直接!?(笑)直接もらっちゃうのはなしだなー、何かでとらなきゃいけないんだよ」
こんなやりとりが続きすでにちーの頭からは煙が出ている状態に、しまった!と気づいた時にはすでに遅し、ちーは泣く寸前でした。
途中から見ていた妻曰く、「私が来た時点で既に泣きそうになってたよ。自由にやらせてあげればいいのにかわいそうにって思ってた」とのこと。
いきなり全部理解するなんて大人でもできないし、毎回否定されてたら嫌にもなりますよね。子供にルールを教えるのって難しいですね、今年の反省大賞です…😭
立ち直った後も、どうぶつしょうぎの箱を開けようとしてはやめて、開けようとしてはやめてというのを何回も繰り返していて、嫌な記憶植え付けちゃったかな、すごくかわいそうでした。
今は大丈夫になって、駒を投げて箱に入れる遊びに変わっております(笑)
ちーがルールに興味を持つまでは、こちらから誘うのはやめようと思います。
以上、悲しいどうぶつしょうぎデビューでした。