日本人は正座が正しい座り方とされていますよね。
でも、足が痺れるじゃないですか?
正座が正しい座り方なわけがないと思うのです。
今日は正座のはじまりから、正座が本当に正しい座り方なのか?を追ってみます。
正座で座るのは日本人だけ?
正座で座るシーンは畳の上が多いですよね?
フローリングに正座するなんて、考えただけで足が痛いです。
昔の拷問ですか?と言った感じです。
石抱 - Wikipedia
畳は日本独自の文化ですよね?
ということは、正座をするのも日本人だけなのでしょうか?
過去には中国や朝鮮半島で正座が正しい座り方とされていたこともあるようですが、今は違うようです。
他にも海外の一部で正座の文化はあるようですが、国民全員が礼儀作法として正座をする国は日本だけのようです。
なぜ日本人は正座で座るの?
正座の歴史を辿ると、江戸時代にまで遡ります。
徳川第3代将軍徳川家光は家臣や各地の大名からの謀反を恐れて、足を痺れさせることで、立ち上がってすぐに攻撃できないようにするために、正座で座ることを命じたそうです。
これは、家光自身が幼少期にしつけの一環で、正座で長時間座らせられる罰を受けていたからと言われております。
明治時代まで、この座り方は「危座(きざ)」という名前でしたが、危険なイメージを持つこの名前が教育上良くないと判断され「正座」という名前に直されました。
いやいや、罰とか痺れさせるためとか、正座ってマジで拷問じゃないですか…
いまだに正しい座り方とされているのはおかしいと思います。
明治時代に名前を危座から正座に直したそうですが、元々の名前が危ない座り方って言ってしまっているじゃないですか…
名前じゃなくて座り方直しましょうよ…
医学的に体に悪いの?
医師の間でも、正座は体に良い派と悪い派に分かれるようです。
一つの側面だけを見て断罪するのは良くないですので、正座のメリットとデメリットをまとめてみました。
正座のメリット
- 自然と背筋が伸びるので姿勢が良くなる
- 猫背になりにくいので内臓の働きが良くなる
- 眠気を防ぎ集中力が向上する
正座のデメリット
- 足の形が悪くなる(O脚の原因となる)
- 膝などの関節を痛めやすい
- 血流が悪くなり痺れが生じ転倒などの怪我につながりやすい
正座には姿勢が良くなるというメリットがあるようですね。
反面やりすぎると、脚に良くないということですね。
いかがでしたでしょうか。
正座の由来には驚きました。
即刻正座をやめるべし!と思いましたが、正座にはメリットもあるようですので、大切な日本の文化の一つとしてこれからも正座と付き合って行こうと思いました。🧎♂️