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最新の研究で分かった妊娠中でも運動をするべき理由とやり方

「お腹に赤ちゃんがいる状態で運動なんてとんでもない。」

「産前産後は運動は控えた方がいい。」


母親や周りの人から言われてそう思い込んでいる人が多いかもしれませんが、これは間違った常識です。


数々の研究から、妊婦さんにとって、そしてお腹の中の赤ちゃんにとっても運動は安全であり、その効果はとても高いことが分かっています。
アメリ産婦人科学会では妊婦さんに運動を強く勧めています。


私の妻も現在、妊娠10ヶ月で、一時はハイリスクと診断され、安静にしなければならない状況でしたが、徐々に運動をした方が良いと主治医に言われ、まずは1日30分を目安に軽い運動をはじめているところです。


運動に関する正しい知識をつけて、具体的にどんな運動をすれば良いのか見ていきましょう。


今日の参考文献は、「脳を鍛えるには運動しかない 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」です。


今日は妊婦さんにおすすめの運動の話だよ。どんな運動をすればいいかを説明するね。

今まで運動してこなかったから歩くのもキツいんだけど、いきなり運動なんかして大丈夫なの?

運動はほとんどの妊婦さんに安全だけど、主治医の先生に許可をもらってね。
まずは運動すると、どんないいことがあるかを説明するね。



驚くべき運動の効果

妊娠中の運動は、不安やストレスの軽減、関節痛や筋肉痛の緩和、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症になるリスクを下げるなど、多くの効果が実証されています。

特に妊娠中はメンタル不調が起こりやすいので、精神面の健康に効果的です。

メンタルの改善

妊娠中はホルモンバランスの乱れから、イライラしたり不安を感じたりします。

ホルモンバランスの乱れによるものなので、頭ではわかっていてもどうすることもできません。

妊娠中に母親が感じるストレスは胎児へも影響し、流産のリスクが高まるほか、ストレスや不安の強い母親から産まれてきた胎児は神経質になりやすいという研究結果もあります。

乱れたホルモンバランスによって引き起こされるストレスや不安、イライラは運動をすることで軽減されることがわかっています。

体型の維持

妊娠中の運動は、産後にすぐに体型を戻すのにも役立ちます。

産後もできれば2〜3週間以内には運動を再開するのが望ましいです。

スリムな体型に戻る手助けになるほか、不安や抑うつを和らげてくれます。

赤ちゃんの能力向上

妊娠中に運動すると、胎児への栄養補給、酸素供給が促進されます。
最新の研究では、妊娠中に母親が運動をしていた子供は、そうでない子供と比べてIQと言語能力が高くなることが分かっています。


妊婦さんにとっても、運動はいいことずくめだね

お腹の赤ちゃんにも効果があるなんてビックリ!
でも毎日忙しくて運動する時間ないよ?

日常生活でやりやすい運動でいいんだ!
次はどんな運動をすればいいかをみていくね



こんな運動をしよう

運動を難しく考えなくて大丈夫です。

継続することがとても重要なので、日常生活に組み込みやすい運動をしましょう。

有酸素運動を毎日30分やろう

軽いジョギングや早歩きなど、少し息が上がって「キツイ」と感じない程度(中程度)の有酸素運動を、少なくとも週に4日、1日30分やりましょう。

余裕がある人は1時間続けるとさらに効果があります。

ベービーカーを押しながら早歩きでお散歩したり、お買い物の往復を早歩きにしたり、日常生活に取り入れられるものならなんでもいいです。

さらに、週に2回、筋力トレーニングをすることで、骨粗しょう症の予防になります。


生活の中でできる運動でいいんだって、少しずつはじめてみよう

お買い物の往復でもいいのね!最近できたスーパーに歩いて行ってみようかな!

いきなり無理はしないで、先生の許可は絶対とってね




【参考文献】

※本書では運動の目安を最大心拍の何%程度、と具体的に書かれていますが、本記事では省いてわかりやすく解説しています。